海の大運動会〜感想文


報告会の最後に毎年海の大運動会に参加してくれていると岡村雄之典くんとお母さんに
感想文の朗読をお願いしました。

「海の大運動会」に参加して
   小学校4年男子
ぼくは、毎年「海の大運動会」を楽しみにしています。
なぜなら海に多人数集まらないとできない競技がたくさんあるからです。
1つは「ビーチフラッグ」です。これは、あおむけになってからスタートして何mか先にあるホースを取ります。
ぼくはいつもビーチフラッグをする時は砂浜だからいたくな〜いと思ってとびこんだりしています。
2つ目、は砂の造形です。これは、くじ引きでテーマを決め、10人位のチームで一人ではできないような大きなものを作っていきます。
3つ目は、全員参加のつなひきです。始まる前に受け付けで青組と白組に分かれているので青組と白組でそのチーム同士まるで昔から同じ家族だったかのように一丸となって試合にのぞみます。
ぼくは、そんな喜びや楽しみをくれる湘南の海や砂浜がいつまでもきれいである事を心から願っています。


「海の運動会」に参加して
   40代女性
3年前から片瀬海岸東浜で行われるようになった「海の大運動会」。
今では我が家の年中行事になっています。
湘南が大好き!海が大好き!なら誰でも参加ができるこのイベントには子供から大人まで様々な方が集まります。
焼けた肌がたくましいサーファーの方々や素敵な踊りを見せてくれるフラの子供達が運動会を盛り上げ、ここが湘南であることを忘れてしまいそうな雰囲気を味合わせてくれます。
そして「海の運動会」を支えて下さる各方面のスペシャリストの方々が趣向を凝らし片瀬海岸ならではの運動会で私たちを楽しませてくれます。
そんな「海の運動会」に欠かせないのが最初のビーチクリーン。
それまでは湘南の海岸が汚れているイメージはあまり無かったのですが、初めてのビーチクリーンの時はそのゴミの多さにとても驚きました。大量の釘、注射針、ガラスの破片、金属片など信じられないようなものがざくざくと出でくるのです。
特に砂浜から錆びた大きな釘がこんなに大量に出てくるとは予想もしていませんでしたそれが夏に海の家を解体した時に出たものだと聞かされたときには、海水浴客で賑わう夏の湘南の風景が思い出され、ただただ悲しい気持ちになりました。
今まで毎年こういう事を繰り返している事をみんなは知っているのだろうか。何とか繰り返さないようにできないものかといつも思います。
そして運動会が始まるとビーチ相撲、砂の造形、ビーサン飛ばしなど「海の大運動会」ならではの種目にみんなが白熱した闘いくりひろげます。中でも私のお目当てはビーチフラッグです。以前、TVで遊佐さんがビーチフラッグをされているのを見て、
一度やってみたいとずっと思っていたのです。その願いがかなって参加しましたが、見るのとやるのとでは大違い。スタートで砂に足を取られ、両脇の人とはけん制しながら必死で走り、旗を目の前にして年甲斐も無く飛びついたはいいが口や鼻の中まで砂まみれ。人には見せられない姿になりましたが、体全身で湘南の海を感じた気分ですがすが気持ちになりました。
何の気兼ねも無く砂浜に飛び込めたのもビーチクリーンをしたおかげですね。
その日初めて出会った方とも一緒に潮風に吹かれ、
砂まみれになりながら過ごす楽しい一日はあっという間に過ぎていきます。最後の綱引きをする頃にはみんなが仲間のようにひとつになって力を合わせて綱をひきます。
湘南で暮らして、「海の運動会」に参加できて良かったと思う瞬間です。
そしてこれからもずっと「海の運動会」ができる片瀬海岸であってほしいと思う
瞬間でもあるのです。

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